演題

左側臥位-腹臥位 Hybrid胸腔鏡下食道切除術における手技の定型化

[演者] 川久保 博文:1
[著者] 竹内 裕也:1, 中村 理恵子:1, 高橋 常浩:1, 和田 則仁:1, 才川 義朗:1, 大森 泰:1, 北川 雄光:1
1:慶應義塾大学一般・消化器外科

当科では1996年から175例に対して胸腔鏡下食道切除術を施行したが、最近の70例に対して上縦隔操作は左側臥位、中下縦隔操作は腹臥位にするHybrid体位で手術を施行している。現在では手術手技が定型し、特殊な症例を除いて全例で同様の手順、手技で施行している。#106recRの郭清は右鎖骨下動脈を露出後に気管右側を露出し、リンパ節背側を十分に剝離、右反回神経に沿って鋭的に郭清する。#106recLの郭清は背側から大動脈弓、左鎖骨下動脈を露出後に腹側からアプローチする。食道壁に沿って2カ所テーピングして背側に牽引すし、左反回神経と#106recLを気管左腹側から引き出す。左反回神経に沿って鋭的に郭清する。胸腔内リンパ節郭清個数の平均はHybrid が23.7個(上縦隔 9.6個、中下縦隔 14.0)で、左側臥位の16.4個(上縦隔 7.1個、中下縦隔 9.3)と比較して有意に多かった。体位の工夫と郭清手技の定型化により、常に精度の高いリンパ節郭清が可能となった。
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