演題

OP-099-3

大腸癌術後の栄養管理法についての検討 -TJ-100の探索的研究- 中間報告

[演者] 虎島 泰洋:1
[著者] 藤田 文彦:1, 井上 悠介:1, 米田 晃:1, 小林 和真:1, 山之内 孝彰:1, 高槻 光寿:1, 金高 賢悟:1, 黒木 保:1, 江口 晋:1
1:長崎大学移植・消化器外科

外科手術後早期の経腸栄養が多くの面で有用であるとされている。現在我々は大腸癌症例の術後腹部症状や栄養状態の低下に対するTJ-100(大建中湯®)の効果を検討しているが、その途中経過を報告する。(対象)大腸癌の治癒切除が可能と判断された腹腔鏡下手術施行症例。(方法)非投与群と投与群にランダム化し、投与群は大建中湯を術前2日前から術後12週にわたり投与した。観察期間は術後12週までとし、GSRSスコア及び体重変化率を測定した。(結果)中止症例を除外した非投与群5例、投与群7例を検討した。GSRSは、非投与群は術後27.4点より徐々に減少するのに対し、投与群は4週目に21.7点へと低下し以降は横ばいで全体に低い傾向にあった。体重は、非投与群は術後2週目に-2.4%の体重減少を認めたが、投与群は同時期に+0.30%と有意に増加した。(結語)途中経過ではあるが、大建中湯投与により周術期の栄養状態を安全に改善させることが期待される結果を得た。
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