演題

OP-099-1

六君子湯は食道癌術後の体重減少を抑制するか?-グレリンとの関連の検討

[演者] 中村 公紀:1
[著者] 中森 幹人:1, 尾島 敏康:1, 勝田 将裕:1, 飯田 武:1, 早田 啓治:1, 松村 修一:1, 竹内 昭博:1, 田端 宏尭:1, 廣野 誠子:1, 川井 学:1, 横山 省三:1, 岩橋 誠:2, 山上 裕機:1
1:和歌山県立医科大学第二外科, 2:和歌山労災病院外科

【はじめに】胸部食道癌に対して食道切除を施行した患者における術後の体重減少・低栄養状態に対する六君子湯の安全性および有効性を検討した(UMIN000006966)。【対象・方法】食道亜全摘、胃管再建を施行した連続40例(非投与群:20例、投与群:20例)を対象に、投与群では、六君子湯(7.5g/日)を術後4週目から48週間経口投与した。Primary endpointを体重減少率とした。【結果】術後1年目の体重減少率は、非投与群18.0±6.9%、投与群11.8±8.2%で、有意に投与群で小さかった(p=0.0161)。術後補助化学療法非施行症例でも、術後1年目で非投与群15.9±5.5%、投与群11.3±7.4%で、投与群で小さい傾向を認めた。血漿アシルグレリンレベルは、術後1年目で投与群131.7±74.5%、非投与群75.6±47.5%で、投与群で有意に高値を示した(p=0.0391)。【結語】食道癌術後の六君子湯の服用は、グレリンと相関し、術後の体重減少の抑制に寄与する可能性が示唆された。
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