演題

OP-098-3

胃癌術後の体重、骨塩量、筋肉量の減少とその相関

[演者] 熊頭 勇太:1
[著者] 利野 靖:1, 林 勉:1, 原 健太朗:1, 三箇山 洋:1, 山田 貴允:1, 山本 直人:1, 虫明 寛行:1, 大島 貴:1, 湯川 寛夫:1, 益田 宗孝:1
1:横浜市立大学外科治療学

はじめに;胃癌術後症例で体重、骨塩量、筋肉量の変化を観察したので報告する。対象・方法;対象は術前診断がStage ⅠAまたはⅠBの診断となった胃癌症例。術前、術後1 年、2 年の3 回体重測定、骨塩量、筋肉量の測定を行った。骨塩量の測定はdual-energy X-ray absorptiometry (DEXA)法を用いた。筋肉量はCT上で臍レベルの腸腰筋断面積を計測した。術後に15%以上の体重減少群と非減少群に分け、骨塩量と筋肉量の変化を比較検討した。結果: 骨塩量はBMDが体重減少例では術前より5.8%減少し、非減少例で1.9%の減少に留まっていた。筋肉量は腸腰筋断面積が体重減少例は術前より12%減少し、非減少例で5.0%に留まっていた。骨塩量と筋肉量の減少には正の相関を認めた。結語;胃癌術後に体重減少が15%以上あると、骨塩量と筋肉量の減少率は有意に高く、正の相関を認め、転倒や骨折に留意する必要がある。
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