演題

OP-098-1

胃切除術が吸収動態に及ぼす影響について - 13C呼気試験による病態評価 –

[演者] 中田 浩二:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 川村 雅彦:1, 古西 英央:1, 岩崎 泰三:1, 村上 慶四郎:1, 志田 敦男:1, 矢野 文章:1, 石橋 由朗:1, 小村 伸朗:1, 羽生 信義:1, 三森 教雄:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【目的】胃切除後障害発生の病態を明らかにするために13C-オクタン酸(OA)呼気試験を用いて各胃切除術が腸管からの吸収動態に及ぼす影響を検討した。【方法】健常人(HV)13名、幽門側胃切除Billroth I法再建(DGBI)7名、胃全摘Roux-en-Y再建(TGRY)8名に13C-OA呼気試験を行い薬理学的な吸収能の指標Aa、10%吸収時間(T10%)、50%吸収時間(T50%)を算出し比較検討した。【結果】各評価指標の平均値はHV, DGBI, TGRYの順に、Aaは19, 19, 17 %dose、T10%は14, 2*, 3*分、T50%は73, 14*, 11*分であった(* p<0.005; vs. HV)。【結論】各胃切除術後には著明な吸収時間の短縮がみられ、oxyhyperglycemiaやそれに引き続く後期ダンピング症候群の発生要因になる可能性が示唆された。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版