演題

OP-097-4

MDCTを用いた胃癌術前リンパ節転移診断の至適サイズの検討

[演者] 坂本 里紗:1
[著者] 高川 亮:1, 木村 準:1, 林 勉:1, 牧野 洋知:1, 大田 貢由:1, 円谷 彰:1, 國崎 主税:1, 小坂 隆司:2, 秋山 浩利:2, 遠藤 格:2
1:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 2:横浜市立大学消化器・腫瘍外科

【背景と目的】MDCTを用いた胃癌術前リンパ節転移診断の至適サイズについて検討した.【対象と方法】2009年から2013年まで胃癌の診断で術前にCTを撮影し,リンパ節郭清を伴う胃切除術を行った571例を対象とした.StageIV及び術前化学療法症例は除外した.リンパ節転移の診断基準を,「測定できる全て」「短径5㎜以上」「8㎜以上」「10㎜以上」の4群とし,cNとpNの正診率,特異度を調べた.また,術前壁深達度MP以深230例に対し同様に調べた.κ統計量を用い,術前リンパ節転移診断の至適カットオフ値を検討した. 【結果】全571例でのcNとcPの正診率,特異度は,「8㎜以上」で良好であった.MP以深230例では,「10㎜以上」で特異度が高かったが,false negative例が多かった.重み付きκ係数では,カットオフ値8㎜で10㎜と比し有意に正確であった(p=0.005).【結語】胃癌術前リンパ節転移診断の至適サイズは8㎜が妥当と考えられるが,壁深達度との関連を含め前向きな検討が望ましい.
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