演題

OP-097-1

食道胃接合部癌における術前PET-CT検査の有用性

[演者] 和田 範子:1
[著者] 黒川 幸典:1, 宮崎 安弘:1, 高橋 剛:1, 山崎 誠:1, 宮田 博志:1, 中島 清一:1, 瀧口 修司:1, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科

【背景】食道胃接合部癌における術前PET-CT検査の有用性について検討した。【方法】対象はPET-CT施行後に切除した食道胃接合部癌(西分類)38例。主病巣のSUVmaxと臨床病理学的因子の関連性、FDG集積範囲と病理組織学的腫瘍の範囲の一致度について検討した。【結果】主病巣は37例(97%)で有意なFDGの集積を認めたが、pN(+)であった24例のうち16例(67%)ではリンパ節に有意な集積を認めなかった。Stageが進行している症例ほどSUVmaxは高値を示し(P=0.019)、SUVmaxの減少率50%以上の症例では術前化学療法の組織学的効果Grade 2以上が多かった(P=0.029)。PET-CT画像と病理組織学的所見の比較を行えた13例のうち10例(77%)において、腫瘍中心とEGJの距離の誤差が1cm未満であった。【結論】食道胃接合部癌に対するPET-CT検査では、主病巣の感度は非常に高く、腫瘍の進行度、術前治療効果および腫瘍中心位置の診断に有用である可能性が示唆された。
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