演題

OP-096-7

食道胃接合部癌の術前stagingと臨床的予後因子の検討

[演者] 坂東 悦郎:1
[著者] 三木 友一朗:1, 幕内 梨恵:1, 徳永 正則:1, 谷澤 豊:1, 川村 泰一:1, 絹笠 祐介:2, 上坂 克彦:2, 寺島 雅典:1
1:静岡県立静岡がんセンター胃外科, 2:静岡県立静岡がんセンター消化器外科

背景:食道胃接合部癌(EGJ tumor)は胃癌取扱い規約とTNM分類間にはstagingに関して相違があり,また臨床的予後因子の検討はされていない。目的:EGJ tumorの現行の術前staging法/術前予後因子を解析し至適stage分類の可能性を評価すること。対象と方法:術前内視鏡/造影検査によるEGJ tumor中,術前化療未施行の221例。(i)stage分類;取扱い規約,TNM分類で,生存転帰予測能を評価,(ii)術前予後因子はSiewert分類,深達度(cT),リンパ節転移(cN),肉眼型,生検病理,腫瘍径を選択し,独立因子を評価。結果:(i)取扱い規約:5生率:I;93%,II;39%,III;29%でII/III間に有意差は無く(P=0.586),TNM分類:5生率:I;92%,II;29%,III;33%,II/III間に有意差は無かった(P=0.648)。(ii)多変量解析;Siewert分類(P=0.016,HR1.795)とcN(P=0.049,HR=1.540)のが独立因子として選択されたが,cTは選択されなかった(P=0.162,HR=1.240)。結語: Siewert分類を基盤とした術前stagingの可能性が示唆された。
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