演題

OP-096-3

当科での食道浸潤胃癌の経裂孔的下縦隔郭清の手技について

[演者] 利野 靖:1
[著者] 湯川 寛夫:1, 大島 貴:1, 虫明 寛行:1, 山本 直人:1, 山田 貴允:1, 熊頭 勇太:1, 原 健太朗:1, 三箇山 洋:1, 佐藤 勉:1, 吉川 貴己:2, 円谷 彰:3, 鈴木 喜裕:3, 林 勉:3, 益田 宗孝:1, 今田 敏夫:4
1:横浜市立大学外科治療学, 2:神奈川県立がんセンター消化器外科, 3:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 4:済生会横浜市南部病院

食道胃接合部胃癌の当科で行っている経裂孔的下縦隔郭清について報告する。三角靭帯を切開し、肝左葉を右側に圧排。横隔膜腱性部全体を露出する。食道裂口の腱性部を心嚢下の脂肪織が無くなるまで切り上げる。心嚢から脂肪を切除し#111を郭清。左右横隔膜脚を露出し、右横隔膜脚を大動脈前面の高さで切開を加え、右壁側胸膜を露出する。右胸膜を露出し切開すると右下肺靱帯背側で開胸できる。背側の胸膜は奇静脈の腹側で切開するが、すぐ背側に胸管が露出するので注意を要する。食道を左側に牽引しつつ、大動脈前面まで郭清を行う。固有食道動脈は通常エネルギーデバイスのみで止血が得られるが、太く出血が心配されるときや、CTで大動脈前面の石灰化が著明な場合、クリップを使用する。左胸膜を切開し開胸し、大動脈付着部を切離し、口側に郭清する。術前に#110の高さをレントゲン検査で測定し、その距離を郭清する。これを上限として、郭清は終了。
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