演題

OP-095-7

早期胃癌に対する腹腔鏡下胃局所切除を安全に行うための術式の考案−動物実験による検討−

[演者] 辻本 広紀:1
[著者] 津田 均:2, 石原 雅之:3, 服部 秀美:3, 平木 修一:1, 野村 信介:1, 伊藤 希:1, 堀口 寛之:1, 兼松 恭平:1, 山崎 健司:1, 永田 健:1, 原田 学:1, 青笹 季文:1, 山本 順司:1, 長谷 和生:1
1:防衛医科大学校外科, 2:防衛医科大学校病態病理, 3:防衛医科大学校防衛医学研究センター医療工学研究部門

【緒言】早期胃癌手術を想定したLECSによる胃局所切除を工夫した。【方法と結果】①豚を用いて内視鏡下に胃粘膜面に仮想腫瘍を作成し、粘膜下に3%キトサンゲルを注入し、偽粘膜下腫瘍を作成。漿膜側より漿膜筋層のみ全周性に切開し、偽粘膜下腫瘍を切除するように粘膜・粘膜下層を自動縫合器を用いて切離し、漿膜筋層縫合を加えた。本法では確実なマージンを確保し、かつ胃壁を穿孔させることなく腫瘍を切除することが可能であった。②Echelon®の内側ステープルを除去し、切離側のステープルと切離ラインとの間の距離を確保した。片側1列に加工したものでは、断端までの距離が2.9±0.1mmとcontrolの0.9±0.1mmと比較して有意に長く、真の断端部の標本作製が可能であった。【考察】早期胃癌に対する腹腔鏡下胃局所切除を念頭に置いた場合、非穿孔型LECSと内側ステープル除去した自動縫合器を組み合わせることで、安全に手術を施行できるものと考えられた。
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