演題

OP-095-5

腹腔鏡下幽門保存胃切除術(Laparoscopy-Assisted Pylorus-Preserving Gastrectomy: LAPPG)における幽門下静脈の分枝パターンと手術成績

[演者] 西澤 伸恭:1
[著者] 山下 継史:1, 櫻本 信一:2, 石井 智:1, 牛久 秀樹:1, 江間 怜:1, 三重野 浩朗:1, 森谷 宏光:1, 細田 桂:1, 片田 夏也:1, 菊池 史郎:1, 渡邊 昌彦:1
1:北里大学外科, 2:埼玉医科大学国際医療センター消化器外科

【背景】幽門下静脈(IPV)の解剖学的走行は未だ明らかではないため、分枝パターンおよび温存術式の確立と手術成績について検討を行った。【方法】2006年4月から2012年11月までに91例のLAPPGが施行され、手術ビデオについて後ろ向きに検討した。【結果】IPVは右胃大網静脈(GEPV)あるいは前上膵十二指腸静脈(ASPDV)から分枝していた。従ってTypeⅠをGEPVよりIPVが1本(a:ほかの分枝なし、b:ASPDVより分枝があり)、TypeⅡをGEPVからIPVが2本以上、TypeⅢをGEPVからIPV分枝なしと定義した。分類ごとの解剖学的頻度はTypeⅠa:30.23%(13/43)、TypeⅠb:14%(6/43)、TypeⅡ:40% (17/43)、TypeⅢ: 16%(7/43)であった。IPV温存群と非温存群の手術成績を比較すると、年齢、手術時間、出血量、術後在院日数、No.6リンパ節郭清数に関して統計学的有意差は認めず、在院中の胃排泄遅延に関しても有意差は認めなかった。【結語】IPVの走行分類を行った。
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