演題

OP-095-3

当院における幽門保存胃切除例と幽門側胃切除例との比較

[演者] 重吉 到:1
[著者] 三澤 一成:1, 伊藤 誠二:1, 伊藤 友一:1, 小森 康司:1, 安部 哲也:1, 千田 嘉毅:1, 木村 賢哉:1, 木下 敬史:1, 植村 則久:1, 夏目 誠治:1, 川合 亮佑:1, 浅野 智成:1, 川上 次郎:1, 筒山 将之:1, 岩田 至紀:1, 倉橋 真太郎:1, 清水 泰博:1, 木下 平:1
1:愛知県がんセンター中央病院消化器外科

〔対象、方法〕対象は、2011年~2013年7月までに当院で施行された幽門保存胃切除例34例(PPG群)、同時期に早期胃癌の診断で幽門側胃切除、D1+郭清、B-Ⅰ再建を施行された80例(DG群)。体重変化、術後1年のHb、Alb、内視鏡検査時の残渣有無、合併症について比較した。〔結果〕PPG群で年齢が若く、腹腔鏡手術の割合が多い傾向にあった。術後合併症は、PPG群でClavian Dindo分類GradeⅡ(肺炎)1例。DG群ではGradeⅢb 2例(腹壁瘢痕ヘルニア、創し開)、GradeⅢa 6例(吻合不全4例、腹腔内膿瘍2例)、GradeⅡ 2例(吻合部出血)であった。術後体重比(術後1年体重/術前体重 %)はPPG:DG=94.2%:91.4%で、有意にPPG群で高かった(p=0.03)。術後1年のHb値とAlb値は有意差を認めなかった。術後1年の内視鏡検査でPPG群で53%に、DG群で17%に残渣の貯留を認めた。〔結論〕幽門保存胃切除は手術の安全性が高く、術後の食事量や栄養状態の低下を軽減する可能性が考えられた。
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