演題

OP-095-2

胃癌手術における縮小手術と重度合併症が予後に与える影響

[演者] 荒谷 憲一:1
[著者] 小松 周平:1, 市川 大輔:1, 小菅 敏幸:1, 岡本 和真:1, 小西 博貴:1, 森村 玲:1, 村山 康利:1, 塩﨑 敦:1, 栗生 宜明:1, 生駒 久視:1, 中西 正芳:1, 藤原 斉:1, 阪倉 長平:1, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科

【はじめに】縮小手術の有無と重度合併症(縫合不全、膵液瘻、腹腔内膿瘍)の有無と予後を評価した。【対象】R0胃切除1256例【結果】重度合併症群の予後は極めて不良で(p<0.0001)男性、低栄養(ALB<3.0)、進行、併存疾患(肝・脳血管・神経疾患)が発症の独立した危険因子となった。リンパ節郭清縮小手術有無(脾摘有無含)では予後は定型・合併症なし群(5生77.6%)、縮小・合併症なし群(65%)、定型・合併症あり群(48.7%)、縮小・合併症あり群(16.7%)の順で縮小・合併症なし群が定型・合併症あり群より有意に予後良好であった(p=0.0320)。pStageII-III症例、ハイリスク症例でも同傾向であった。縮小手術は高齢者、心血管・呼吸器疾患に有意に選択されたが、低栄養、肝・脳血管・神経疾患には選択されなかった。【総括】予後と重度合併症の観点からハイリスク患者への縮小手術選択は許容され得る。合併症関連因子を重視すれば更に適切な術式選択が可能である。
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