演題

OP-094-2

胃GISTに対する腹腔鏡下胃部分切除術の工夫

[演者] 菊池 寛利:1
[著者] 平松 良浩:1, 川端 俊貴:1, 宮崎 真一郎:1, 村上 智洋:1, 松本 知拓:1, 尾崎 裕介:1, 馬場 恵:1, 神谷 欣志:1, 太田 学:2, 坂口 孝宣:1, 今野 弘之:1
1:浜松医科大学第二外科, 2:浜松医科大学腫瘍センター

【背景】小さな胃GISTに対し腹腔鏡下胃部切が適応となるが, 胃内腔開放を回避し切除範囲や変形を最小限とする工夫が必要.当科における胃GISTに対する手技の工夫,成績を報告する.【方法・成績】1)腫瘍を正確に同定し切除線を設定.壁外型の同定は容易だが,壁内型には腹腔鏡下超音波検査(LUS)を用いて漿膜側から腫瘍部位を正確に同定.2)神経を温存し周囲組織を剥離し胃壁を露出.3)腫瘍辺縁から5mm以上の断端を確保できる最小限の範囲に切開線を設定.4)漿膜筋層を全周切開し粘膜下層を露出.5)腫瘍を壁外へ牽引.6)自動縫合器にて胃壁腫瘍間の粘膜,粘膜下層を切離.7)腫瘍摘出後,漿膜筋層を縫合閉鎖.2010.4-2014.9に14例に同手技を施行し,全例完全切除を得て合併症なく,胃変形は最小限で食事摂取も良好.【結語】LUSで壁内発育型GISTを正確に同定し,漿膜筋層切開後の粘膜,粘膜下層切離を用いた本手技は,胃内腔開放や腫瘍損傷なく胃変形を最小限とし,安全簡便に施行可能.
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