演題

OP-093-7

クローン病に対する腹腔鏡手術の適応と手術成績

[演者] 高橋 賢一:1
[著者] 羽根田 祥:1, 生澤 史江:1, 舟山 裕士:2, 徳村 弘実:3, 豊島 隆:3, 西條 文人:3, 松村 直樹:3, 野村 良平:3, 武藤 満完:3, 安本 明浩:3, 田嶋 健秀:3, 澤田 健太郎:3, 柴原 みい:3, 千年 大勝:3, 望月 保志:3, 松本 正孝:3
1:東北労災病院大腸肛門病センター, 2:仙台赤十字病院外科, 3:東北労災病院外科

【目的】当院におけるクローン病(CD)に対する腹腔鏡手術の適応と手術成績を明らかとすべく本研究を行った。【方法】2007年〜2013年までに当院で腹部手術を行ったCD症例86例を対象に、腹腔鏡手術の適応、術式選択、手術成績を検討した。【結果】86例中29例(34%)で腹腔鏡手術が行われ、9例がHALS、20例が通常の腹腔鏡手術であった。病態別にみると穿通型でも42例中12例(29%)に腹腔鏡手術が行われた。開腹例の77%、腹腔鏡例の10%が手術既往例であった。開腹移行はみられなかった。術後合併症は開腹例の40%に対し腹腔鏡例で17%と有意に低率であった。術後平均在院期間も開腹例の29日に対し腹腔鏡手術例で19日と有意に短縮していた。穿通型症例に限っても腹腔鏡例の合併症率は8.3%、術後在院期間は18日と良好であった。【結語】初回手術例を主な対象とすれば、CDに対する腹腔鏡手術は穿通型の症例に対しても安全で、術後早期の回復が期待できる術式と考えられた。
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