演題

OP-093-2

大腸癌におけるNatural Orifice Specimen Extraction(NOSE)手技の適応判定の試み

[演者] 岡田 拓久:1
[著者] 富澤 直樹:1, 安東 立正:1, 荒川 和久:1, 小林 克巳:1, 黒崎 亮:1, 佐藤 弘晃:1, 岩松 清人:1, 榎田 泰明:1, 小澤 直也:1, 八木 直樹:1, 須納瀬 豊:2, 竹吉 泉:2
1:前橋赤十字病院外科, 2:群馬大学臓器病態外科

腹腔鏡手術の低侵襲化の最大のneckは標本摘出に伴う体壁破壊である.当院は臨床応用可能なNOTESに準ずる低侵襲性と整容性を持った自然孔による標本摘出(NOSE)を行っているが,症例選択基準が問題である.NOSE適応について大腸癌に限定し検討を行ったので報告する.適応はCTで腫瘍径5㎝以下・肥満症を除外した症例(BMI25未満・内臓脂肪面積100㎝2未満)としたが,術中所見によりNOSEを行った症例もあった.経肛門的摘出(TASE)と経膣的摘出(TVSE)に分けて検討した.TASE47例(男25女22)・TVSE23例(全例女性).[BMI・内臓脂肪面積]の99%信頼区間はTASE施行例[20.9±1.1,72±16],TVSE施行例[21.8±1.8,99±22]であった.NOSEを試み不成功に終わった症例が少ないことから厳密な適応基準決定は困難だが,TASEでBMI22・内臓脂肪面積88以下,TVSEでBMI24・内臓脂肪面積121以下の症例には適応可能であった.BMI25以上でもNOSE可能例があるので更なる検討が必要である.
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