演題

OP-092-8

傾向スコアマッチング法を用いた大腸癌に対する単孔式/多孔式腹腔鏡下大腸切除術における比較対象研究

[演者] 勝野 剛太郎:1
[著者] 福永 正氣:1, 李 慶文:1, 菅野 雅彦:1, 永仮 邦彦:1, 須田 健:1, 吉川 征一郎:1, 伊藤 嘉智:1, 大内 昌和:1, 伊藤 真由子:1, 平崎 憲範:1, 東 大輔:1, 小浜 信太郎:1, 野本 潤:1
1:順天堂大学浦安病院外科

【目的】大腸癌に対するSingle Port Surgery(SPS)と同時期のMulti-port Surgery (MPS)の治療成績を傾向スコアマッチング法で比較する【SPSの適応】本研究では(1)横行、下行結腸、下部直腸を除いた領域(2)腫瘍径<4cm(3)cN1以下(4)SE-(5)他臓器転移なし(6)BMI<30(7)腹部手術既往なし(8)腸管拡張なし【方法】2009-2014 年施行のSPS230例と同時期のMPS730例を対象。変数を上記適応基準および性別、年齢、病期、リンパ節郭清度、執刀医と定め、傾向スコアマッチング法で比較。【結果】SPS群(n=102) vs MPS群(n=102)で合計204例がマッチング。手術時間(146min vs 152min)、術中出血量(27ml vs 31ml)に有意差なし。MPSへの移行は1例(1.0%)。術後合併症(2.0% vs 2.9%) に有意差なし。両群ともに縫合不全なし。郭清リンパ節数(23個vs 21個)、断端距離にも両群間に有意差なし。【結語】症例を適切に選択すれば大腸癌に対するSPSの短期成績はMPSと同等である。
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