演題

OP-092-3

進行大腸癌に対するReduced port surgeryの手技と成績

[演者] 藤井 正一:1
[著者] 塚本 充雄:1, 福島 慶久:1, 赤羽根 拓弥:1, 中村 圭介:1, 島田 竜:1, 土屋 剛史:1, 野澤 慶次郎:1, 松田 圭二:1, 橋口 陽二郎:1
1:帝京大学外科

【背景】進行大腸癌に対するReduced port surgery(RPS)のfeasibilityは未だ不明である。【目的】進行癌でのRPSの手技・成績を供覧しその意義を明らかにする。【手技】進行癌への導入での懸念はD3郭清の確実性で、我々は3群領域の視野展開が重要とし、腸管吊上げ法を採用した。切離予定の腸間膜に縫合糸を貫通させ、腸管を吊上げ固定する。主栄養血管に緊張が掛り、D3が容易となる。結腸、RSでは単孔、Ra、Rbは単孔+1portで施行。【方法】2010年~pT2以深大腸癌の短期・中期成績を解析。【結果】対象は15例、結腸12(S8、A4)、直腸3(RS3、Rb1)で単孔14、単孔式+1port1例。convertなく、手術時間160分、出血量9 ml、短期合併症なし、術後在院7日であった。全例中枢側D3で、腫瘍径29 mm、郭清LN29個、全断端陰性。pStage1:4、2:5、3a:4、3b:2で再発なし(観察32ヵ月)。【結語】進行大腸癌でのRPSの短期成績は良好で、長期成績如何では標準治療の選択肢となり得る。
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