演題

OP-092-1

当科における肥満大腸癌症例に対する単孔式腹腔鏡手術の手術工夫

[演者] 波多 豪:1
[著者] 竹政 伊知朗:1, 植村 守:1, 西村 潤一:1, 畑 泰司:1, 水島 恒和:1, 山本 浩文:1, 土岐 祐一郎:1, 森 正樹:1
1:大阪大学消化器外科

【はじめに】肥満患者での単孔式腹腔鏡手術は、視野展開が困難であり、術中体位や補助器具の使用など種々の工夫が必要である。当科での肥満大腸癌に対する単孔式腹腔鏡手術の工夫と、その現状について報告する。【対象と方法】2011年1月から2014年8月まで単孔式腹腔鏡手術を行ったBMI 25以上の肥満大腸癌34例の検討を行った.体位変換と非鉗子traction deviceの使用によって良好な視野展開とcounter tractionを心がけた。【結果】平均BMI 27.3±3.07、1度肥満が88.2%、2度肥満と3度肥満が5.9%であり、4度肥満は認めなかった。手術時間・出血量・術後在院日数の中央値は1度肥満が175分・30 ml・14日、2度肥満以上が213分・55 ml・23日であった。術後縫合不全は認めず、SSI 3例、腸閉塞1例を認めた。【まとめ】肥満大腸癌患者における単孔式腹腔鏡手術は、適切な体位と補助器具を使用することで、安全かつ根治性を損なわない手術が遂行可能であった。
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