演題

OP-090-7

他臓器浸潤を伴う局所進行結腸癌に対する内視鏡外科手術

[演者] 三宅 正和:1
[著者] 原口 直紹:1, 池田 正孝:1, 前田 栄:1, 山本 和義:1, 濱 直樹:1, 西川 和宏:1, 宮本 敦史:1, 平尾 素弘:1, 宮崎 道彦:1, 中森 正二:1, 関本 貢嗣:1
1:国立病院大阪医療センター外科

近年、周囲臓器浸潤を伴う局所進行結腸に対しても積極的に腹腔鏡手術が用いられるようになり、当院でも2012年6月からの2年で直腸癌を除く結腸癌手術で術前T4b(SI)の診断であった症例22例のうち半数以上の13例に腹腔鏡下手術が施行されている。腹腔鏡手術13例のうち右側結腸が5例、左側結腸が8例であった。腹壁浸潤を認める結腸癌は腹壁の筋層を十分に切除することで根治的な切除は可能であった。膀胱浸潤に関しては術前検査が術式選択のうえで非常に重要で、膀胱内腔に腫瘍が露出していないか膀胱部分切除が困難で膀胱全摘となるようであれば腹腔鏡手術が可能である。子宮浸潤も同様で腹腔鏡手術が十分可能である。他臓器浸潤を伴う局所進行結腸癌に対する内視鏡外科手術手技を供覧し、腹腔鏡手術の有用性を確認したい。一方、腹腔鏡手術特有の再発があることも事実で、中長期的な予後を十分に解析し、腹腔鏡手術の適応を決める時期がきたと考える。
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