演題

OP-090-3

肛門側腸管切離を先行させる下行結腸の進行癌に対する腹腔鏡下結腸左半切除術

[演者] 大木 岳志:1
[著者] 井上 雄志:1, 上小鶴 弘孝:1, 中川 了輔:1, 太田 正穂:1, 成宮 孝祐:1, 工藤 健司:1, 山本 雅一:1
1:東京女子医科大学消化器外科

腹腔鏡下結腸左半切除術は施設間での手技に差があり、定型化されているとはいえない。今回、定型化を目指した当科における腹腔鏡下結腸左半切除術を供覧し、そのピットホールについて解説する。内側アプローチで下腸間膜動脈(IMA)根部から左結腸動脈(LCA)根部までのリンパ節郭清を行い、LCAの血管処理を行う。下腸間膜静脈(IMV)の遠位側を処理する。S状結腸を十分直線化するまで授動する。LCAをPedicleとして腸間膜を切離し、肛門側腸管を体内でリニアステイプラーを用いて先行切離する。腸管を先行切離することで、口側腸管を頭側へ挙上しやすくなり良好な視野を得られる。IMVの近位側の処理を行う。大網は進行癌では腫瘍近傍の大網も合併切除する。脾結腸間膜を切離し、下行結腸間膜外側の切離部と連続させ挟み撃ちするように授動する。膵下縁で横行結腸間膜と下行結腸間膜を切離する。体外操作で標本を摘出し、再建は機能的端々吻合(FEEA)で行う。
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