演題

OP-089-8

進行横行結腸癌に対する網嚢開放~GCT先行アプローチによる定型化された腹腔鏡下横行結腸切除術(D3)と他臓器浸潤を認める局所進行下行結腸癌に対する腹腔鏡下左半結腸切除術(D3)

[演者] 加藤 大:1
[著者] 大石 正博:1, 小寺 正人:1, 山村 方夫:1, 池田 秀明:1, 水野 憲治:1, 谷 悠真:1, 山下 裕:1
1:鳥取市立病院外科

左側横行結腸癌は手術機会が少なく解剖学的特性により高難易度で定型化が難しい。しかし右側横行結腸癌と同じコンセプトで行うことで左側横行結腸癌の定型化された手技が可能となる。網嚢開放し膵頭部より横行結腸間膜の授動を行った後SMV~GCTを確認し、結腸肝彎曲部~十二指腸水平脚まで授動する。横行結腸を頭側に展開後、十二指腸水平脚のレベルで腹膜を切開しMCA根部を確認する。SMV、SMAを頭側より露出した空間と交通させることにより#223リンパ節郭清を安全に適切に行える。次に横行結腸、後腹膜に直接浸潤する局所進行下行結腸癌の場合、内側アプローチから血管処理後Gerota筋膜の背側を腫瘍が露出しないように注意しながら脾彎曲部まで授動する。膵下縁で横行結腸間膜およびGerota筋膜を切離する。この手技の最大の特徴は、剥離層の高さ(Gerota筋膜の腹側と背側)を比較的容易に認識し乗り換えることができ、R0の手術を行うことが可能なことである。
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