演題

OP-089-5

右側結腸癌に対する頭側アプローチ先行による腹腔鏡下手術と周囲臓器浸潤症例への対策

[演者] 小泉 岐博:1
[著者] 菅 隼人:1, 山田 岳史:1, 進士 誠一:1, 山岸 杏彌:1, 横山 康行:1, 高橋 吾郎:1, 岩井 拓磨:1, 松本 智司:2, 内田 英二:1
1:日本医科大学消化器外科, 2:日本医科大学千葉北総病院外科

【目的】頭側アプローチ法による腹腔鏡下右側結腸癌手術を提示し、周囲臓器浸潤例の検討を行う。【手術手技】大網を切開し、胃を腹側に牽引。右胃大網静脈から分岐する副右結腸静脈を切離。膵下縁の横行結腸間膜前葉を切開し、上腸間膜静脈を露出し郭清上縁とする。右側結腸の授動を頭側から尾側へ行ったのち、横行結腸間膜の尾側から,血管処理とsurgical trunk郭清を行う。【結果】2008年より2014年6月までに周囲臓器浸潤右側結腸癌41例のうち腹腔鏡下手術は7例。浸潤臓器は腹壁・後腹膜4例、肝1例、胃1例、十二指腸1例、腹壁・後腹膜浸潤例の3例を除き腹腔鏡下に切除。肝、胃、十二指腸例は小開腹創から浸潤部の切除を行った。【結語】頭側アプローチ法は、十二指腸、膵頭部にダイレクトに到達でき、臓器損傷防止のみならず浸潤を評価するうえで有用だが、機能温存や安全性のため、小開腹を置くことをも考慮する。腹壁・後腹膜浸潤は腹腔鏡下手で対処可能。
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