演題

OP-089-4

局所進行右側結腸癌に対する大腸癌取扱い規約に則った腹腔鏡下D3リンパ節郭清

[演者] 榎本 正統:1
[著者] 西村 絵美:1, 笠原 健太:1, 松土 尊映:1, 新後関 正敏:1, 石崎 哲央:1, 久田 将之:1, 粕谷 和彦:1, 勝又 健次:1, 土田 明彦:1
1:東京医科大学外科学第三講座

大腸癌治療は大腸癌取扱い規約に基づき行われている。規約では進行右側結腸癌に対してはSMA周囲リンパ節郭清を行うD3リンパ節郭清術が標準治療とされている。しかし、右側結腸癌に対するリンパ節郭清術には施設間の相違があり、SMA周囲リンパ節の郭清を行わず上腸間膜静脈SMVまでの郭清を標準手術としている施設も存在する。多くの症例では問題は生じないと思われるものの、規約に則らない手術を標準とすることには違和感を覚える。当施設では規約第8版以降SMA周囲リンパ節郭清を伴ったD3リンパ節郭清術を標準術式としている。SMAがSMVの背側を走行する場合など、症例によってはやや手技は困難となるが、SMVをベッセルループで内腹側に牽引することで、安全に施行することが可能である。一方、D2郭清で必要十分な症例も多いと考えられ、今後リンパ節郭清範囲に対する施設間の共通認識を確立した上で適切な郭清範囲を決定する必要があると考える。
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