演題

OP-089-2

ハルトマン手術後の腹腔鏡下人工肛門閉鎖術 laparoscopic reversal of Hartmann procedureの有用性

[演者] 田中 栄治:1
[著者] 永末 裕友:1, 山永 成美:1, 木原 康宏:1, 山田 兼史:1, 木村 有:1, 林 亨治:1, 横溝 博:1, 馬場 秀夫:2, 平田 稔彦:1
1:熊本赤十字病院外科, 2:熊本大学消化器外科

【背景】ハルトマン手術後の腹腔鏡下人工肛門閉鎖術(LRHP)の有用性や安全性について検討。【対象と方法】2009年より2014年8月までにハルトマン手術後に人工肛門を閉鎖した24例を後方視的に調査。LRHPはストマを落とした創部にEZアクセスを装着して行っている。【結果】腹腔鏡手術(LRHP)群が13例、開腹手術(ORHP)群が11例で、両群の患者背景に差はなかった。手術時間の中央値はLRHP群206分、ORHP群213分で有意差なく、出血量中央値はLRHP群20g、ORHP群230gでLRHP群が少なかった。術後合併症はLRHP群で下腹壁動脈損傷1例、ORHP群で、手術部位感染 3例、イレウス1例であった。ORHP群では術後疼痛管理にフェンタニルを要したのが3例で、LRHP群では1例であった。【考察と結語】腹腔鏡下人工肛門閉鎖術は安全に施行可能で、術中の出血量が有意に少なかった。術中及び術後の大きな合併症はなく、創感染や術後鎮痛剤の使用量は少ない傾向があった。
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