演題

OP-088-8

当院における大腸癌患者に対する腹腔鏡下手術と開腹手術の比較

[演者] 根木 快:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 衛藤 謙:1, 橋爪 良輔:1, 宇野 能子:1, 平本 悠樹:1, 北川 和男:1, 小菅 誠:1, 春木 孝一郎:1, 三森 教雄:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

【目的・対象】2008年1月から2011年6月まで当科で施行した大腸癌手術症例548例(腹腔鏡下手術[LC]:253例、開腹手術[OC]:295例)の短期・長期成績を比較する.【方法】両群の各手術関連因子について比較した.【結果】緊急手術症例はOC群に多かった(0.40% vs 5.08% ; p<0.001).病期別ではLC群がOC群と比較して、有意に早期大腸癌の症例が多かった(p<0.001).LC群で有意に手術時間は長かったが(241.7±79.0分vs 198.6±97.2分 ; p<0.001)、術中出血量(52.7±161.6ml vs 391.9±538.2ml ; p<0.001)、軽度術後合併症(6.72% vs 19.0% ; p<0.001)、重度術後合併症(4.0% vs 8.8% ; p=0.024)は有意に少なく、術後在院日数も少なかった(11.5±7.4日 vs 19.4±13.8日 ; p<0.001).病期別の5年生存率ではいずれのStageでもLC群において高い傾向が見られた.【結語】大腸癌に対するLCはOCに比して短期および長期成績が優れている可能性が示唆された.
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