演題

OP-088-6

高度呼吸機能障害を有する大腸癌症例に対する腹腔鏡手術の忍容性

[演者] 渡部 顕:1
[著者] 山岸 茂:1, 大田 貢由:2, 高橋 弘毅:1, 高橋 智昭:1, 押 正徳:1, 石部 敦士:3, 諏訪 宏和:2, 渡邉 純:4, 渡辺 一輝:5, 市川 靖史:6, 仲野 明:1, 遠藤 格:3
1:藤沢市民病院外科, 2:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 3:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 4:横須賀共済病院, 5:NTT東日本関東病院外科, 6:横浜市立大学 がん総合医科学

目的:高度呼吸機能障害を有する大腸癌症例に対する腹腔鏡下手術の短期成績から忍容性を明らかにすること対象と方法:2010.6-2013.12に3施設で原発切除を施行した大腸癌1400例のうち、術前呼吸機能評価で%VC 60%以下もしくはFEV 1.0% 50%以下を満たす47例を対象とした。腹腔鏡(Lap群)と開腹(Open群)に分類し、患者背景、手術因子、術後成績を比較検討した。結果:Lap群は30例、Open群は17例。年齢、性別、Stage、併存疾患の有無、POSSUM score、ASA scoreに差なし。術中出血量のみLap群で有意に少なかったが、手術時間、術式に差なし。開腹移行は術中出血による2例のみ。術後合併症はLap群で11例(37%)、Open群で6例(35%)と差を認めず、Grade別でも差なし。術後の呼吸器合併症はOpen群の1例のみ。術後在院日数の中央値はLap群が11日とOpen群の13日で差なし。結語:高度呼吸機能障害を有する大腸癌症例に対する腹腔鏡下手術は許容可能な術式と考えられた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版