演題

OP-088-4

腹腔鏡下大腸切除術の手術時間短縮における術者個人およびチームの能力についての検討

[演者] 小島 成浩:1
[著者] 伊藤 雅昭:2, 榎本 剛史:3
1:東大宮総合病院外科, 2:国立がん研究センター東病院大腸外科, 3:筑波大学消化器外科

【目的】腹腔鏡下大腸切除術での術野展開時間と剥離・切離時間の比較を行い、手術時間の短縮を目指すにあたっての術者個人およびチームの能力の意義について検討する。【方法】腹腔鏡下S状結腸・高位前方切除術の手術動画から、術野展開時間と剥離・切離時間を計測しその比(E/ D比)を算出する。術者および助手がtrainer/ trainee(RE群)の10例、trainee/ trainer(ER群)の10例、trainee/ trainee(EE群)の10例の3群で比較検討した。【結果】展開時間(平均)、剥離・切離時間(平均)、E/ D比はRE群が357秒/ 2351秒/ 0.164、ER群が382秒/ 4295秒/ 0.0905、EE群が788秒/ 4233秒/ 0.1792であった。【まとめ】ER群とEE群のE/ D ratioからは助手の能力が展開時間に関与した可能性が考えられるが、RE群とER群の展開時間に差がないことは特筆すべきである。術者個人の能力によって剥離・切離時間だけでなく術野展開時間も短縮しうるものであることが示唆された。
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