演題

OP-088-2

近赤外線蛍光内視鏡装置(PINPOINTシステム)を用いた大腸癌術前マーキングの検討—至適ICG局注量を中心に

[演者] 小沢 慶彰:1
[著者] 村上 雅彦:1, 渡辺 誠:1, 藤政 浩一郎:1, 山崎 公靖:1, 藤森 聡:1, 大塚 耕司:1, 青木 武士:1, 加藤 貴史:1
1:昭和大学消化器・一般外科

【背景】近赤外線蛍光内視鏡装置であるPINPOINTシステム(NOVADAQ社製)による術中腫瘍部位同定法の有用性を報告してきた。【対象と方法】待機的に腹腔鏡下手術が施行された大腸癌27例。手術2〜7日前に、内視鏡下に通常の点墨に併せ、腫瘍近傍の粘膜下層に0.25%ICG溶液をⅠ群:0.2ml (13例)、Ⅱ群:0.5ml(14例)局注し、術中に視認性を比較検討した。【結果】Ⅰ群は6例、Ⅱ群は10例でICGが視認され、点墨群は18例が視認された。【考察】ICGが視認されなかった原因は、局注の手技的要因、腹腔内の癒着、腫瘍の局在などが推測された。ICG局注量についてはⅡ群の視認率が高く、点墨と同等以上であった。【結語】PINPOINTシステムは直視下にリアルタイムな腹腔鏡手下術の遂行が可能であり、点墨では視認困難な症例でも認識可能であった。ICG至適局注量、腫瘍の局在や局注部位による視認性の違いついては、今後さらなる検討が必要であると考えられた。
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