演題

OP-087-6

当科における進行直腸癌に対する術前化学放射線療法の治療成績

[演者] 上江洌 一平:1
[著者] 南 一仁:1, 松山 純子:1, 河野 浩幸:1, 金城 直:1, 山口 将平:1, 辻田 英司:1, 江頭 明典:1, 山本 学:1, 池田 泰治:1, 森田 勝:1, 藤 也寸志:1, 岡村 健:1
1:国立病院九州がんセンター消化器外科

【はじめに】術前CRT施行例の治療成績について評価し、その有効性について検討した。【対象と方法】2009年1月~2013年12月に術前CRTが施行された18例を対象とした。CRTは原則、放射線照射量41.4Gy、併用化学療法UFT/UZELとした。【結果】原発巣における奏効率(CR+PR)は67%であった。全例で局所の癌遺残度R0が得られていた。CRT前に肛門温存不能と判断した2症例のうち1症例は肛門温存が可能となった。CRT前の画像で側方リンパ節転移陽性と診断された3例と側方領域に予防照射を施行しなかった2例を除いた13例において側方郭清が省略された。CRTの組織学的効果はGrade1b以上が15例(83%)で、Grade3が4例(22%)であった。局所再発は2例、遠隔転移再発は6例に認めた。pCR症例4例には再発は認めていない。【結語】術前CRTは腫瘍の縮小効果をもたらし、肛門温存率の向上、側方郭清の省略、局所制御率の向上が得られる可能性が示唆された。
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