演題

OP-087-4

局所進行直腸癌に対する化学放射線治療の検討

[演者] 中川 了輔:1
[著者] 井上 雄志:1, 大木 岳志:1, 上小鶴 弘孝:1, 伊藤 俊一:1, 太田 正穂:1, 成宮 孝祐:1, 工藤 健司:1, 山本 雅一:1
1:東京女子医科大学消化器外科

[はじめに] 局所進行直腸癌に対する治療成績について検討した.術前診断でT3、T4またはDukes Cと診断した症例に対しては原則術前化学放射線療法(以下NCRT)を行い手術を行う方針としている.術前診断で側方リンパ節腫大している症例に対してはCRTの効果にかかわらずリンパ節郭清を付加している. [対象と方法] 2008年4月から2014年8月の5年間に術前治療を行った局所進行直腸癌は53例.このうちCurAの外科手術を行ったNCRT群38例のみを対象とした.[結果]NCRT群の治療効果判定(CR+PR)は84%。開腹手術14例、腹腔鏡手術24例.組織学的治療効果判定ではGrade 2以上が23例(61%).側方リンパ節郭清例では3例に陽性.術後合併症はGrade IIIaを計4例に認めたが,縫合不全は認めなかった.術後局所再発率は1例のみ,術後遠隔転移再発率は11例認めた.[まとめ]NCRTにより高い奏功率が得られたが遠隔転移再発が懸念され,今後さらなる術後補助化学療法の再考の必要と考えられた.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版