演題

OP-087-1

局所進行直腸癌に対する術前化学療法の短期成績

[演者] 竹下 浩明:1
[著者] 荒井 淳一:1, 高木 克典:1, 國崎 真己:1, 阿保 貴章:1, 黨 和夫:1, 日高 重和:1, 七島 篤志:1, 澤井 照光:1, 安武 亨:2, 永安 武:1
1:長崎大学腫瘍外科, 2:長崎大学

(はじめに)欧米では骨盤内再発抑制目的に局所進行直腸癌(LARC)には術前化学放射線療法(CRT)が推奨されているが、全生存期間を改善せず、周術期合併症を増加させ、術後肛門機能の悪化を招く恐れがある。近年、術前化学療法(NAC)が試みられている。(目的)LARCに対するNACの短期成績を検討。(対象)2013.2~2014.8にNAC行ったLARCは9例。(方法)進行度、化学療法、腫瘍縮小、術後合併症、組織効果等検討。(結果)mFOLFOX6が7例(2例に抗EGFR抗体薬併用)、SOXが2例。治療中央値7.2コース。NAC関連合併症で重篤なものはなし。術後合併症は縫合不全(minor)1例、敗血症1例。腫瘍縮小率は27.8%(3~63%)(30%以上5例)。肛門温存目的の2例中1例は目的を達せた。効果判定は、Grade0;1例、1a;5例、1b;2例、2;1例、3;0例。(考察)重篤なNAC合併症はなく忍容性良好だったが、CRTと比較し局所効果は弱く、対象は慎重に考慮すべき。局所再発と遠隔転移の抑制効果の検討が必要。
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