演題

OP-086-8

下部進行直腸癌に対する術前化学放射線療法によるリンパ節縮小率と予後の関連及び側方郭清が省略可能な症例の検討について

[演者] 森本 光昭:1
[著者] 宮倉 安幸:1, 堀江 久永:1, 鯉沼 広治:1, 井上 賢之:1, 伊藤 誉:1, 田中 宏幸:1, 清水 徹一郎:1, 巷野 佳彦:1, 田原 真紀子:1, 直井 大志:1, 佐田友 藍:1, 佐田 尚宏:1, Alan Lefor:1, 安田 是和:1
1:自治医科大学消化器一般外科

【背景】CRTによるリンパ節縮小率がリンパ節転移率,予後に関与するか,側方郭清が省略可能な症例について検討.【対象・方法】2006年3月から2012年4月までにCRT(40Gy±UFT)を行った71例の進行下部直腸癌.CRT前後のCT画像から5mm以上の全てのリンパ節の長径,短径とその積を求め,リンパ節平均縮小率(積)を求めた.CRT後のCT画像で60%以上の縮小率を示した症例20例(Group A),縮小率60%未満の42例(Group B)を解析【結果】CRT前のCT画像にてcStageの分布に関しGroup A/ B間で差なし .病理学的リンパ節転移率はGroup A:15%,Group B:50%(p=0.006). 5年DFSはGroup A 92%, Group B 78% (p=0.088), 5年OSはGroup A 84%, Group B 74% (p=0.34).Group Aでは側方リンパ節転移は1例(長径1m)のみに見られ,局所再発症例はなかった.【結論】リンパ節縮小率は術後の予後を予測するうえで有用な指標となりうる.GroupA群においては側方郭清を省略できるかもしれない。
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