演題

OP-086-7

StageIII進行直腸癌に対するmFOLFOX6併用周術期化学療法の治療成績

[演者] 諏訪 宏和:1
[著者] 大田 貢由:1, 鈴木 紳佑:2, 諏訪 雄亮:2, 樅山 将士:2, 石部 敦士:2, 渡邉 純:3, 渡辺 一輝:4, 市川 靖史:5, 國崎 主税:1, 遠藤 格:2
1:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 2:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 3:横須賀共済病院, 4:NTT東日本関東病院外科, 5:横浜市立大学がん総合医科学

【背景】局所進行直腸癌では局所再発率と生存率の両者を改善するための治療戦略が求められている。【目的】局所進行直腸癌に対するmFOLFOX6併用周術期化学療法の安全性と有効性について検討する。【方法】対象は,cStageIII直腸癌28例(N群)。mFOLFOX6を術前後それぞれ6コース施行。術前化学療法導入前の側方郭清施行StageIII直腸癌50例(S群)と比較した。【結果】術前化学療法は27例(96.4%)が完遂。奏効率71.4%,縮小率35.8%。 Grade2以上の組織学的効果を2例(7.1%)に認めた。腹腔鏡下手術がN群で25例(89.3%)と11例(22%)に比べ多かった。縫合不全はN群2例(7.1%),S群6例(12%)。術後化学療法はN群で27例(96.4%)に施行されたが,S群では37例(74%)で,オキサリプラチン使用は8例のみであった。【結語】mFOLFOX6併用周術期化学療法は安全に施行可能で,化学療法のintensityを高めることにより生存率の改善も期待できる有望な治療戦略である。
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