演題

OP-086-5

局所進行直腸癌に対するオキサリプラチンベース術前化学療法の成績と問題点

[演者] 坂本 快郎:1
[著者] 宮本 裕士:1, 徳永 竜馬:1, 大内 繭子:1, 藏重 淳二:1, 辛島 龍一:1, 日吉 幸晴:1, 岩上 志朗:1, 馬場 祥史:1, 吉田 直矢:1, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科

【目的】局所進行直腸癌に対する術前化学療法の成績と問題点を検討する。【対象】2005年4月以降、オキサリプラチンベースの術前化学療法を施行した局所進行直腸癌16例を対象とした。【結果】治療開始前診断は全例T4で、12例にリンパ節転移を認めた。Grade3以上の有害事象を5例に認めた。術後診断はT4 14例、リンパ節転移陽性6例とdown stagingが得られた症例がある一方で、1例に腫瘍増大を認めた。7例(44%)に術後合併症を認めた。5例に再発を認めるも局所再発は1例のみで、5年無再発生存率および全生存率はそれぞれ55.9%、76.6%であった。【まとめ】局所進行直腸癌に対するオキサリプラチンベースの術前化学療法は、down stagingにより局所再発を制御する可能性が考えられた。一方で、術前化学療法中の腫瘍増大や高い術後合併症率、有害事象による全身状態悪化が問題となる。
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