演題

OP-086-4

局所高度進行下部直腸癌に対する集学的治療としての術前分子標的薬化学療法の成績

[演者] 小杉 千弘:1
[著者] 幸田 圭史:1, 田中 邦哉:1, 鈴木 正人:1, 山崎 将人:1, 首藤 潔彦:1, 松尾 憲一:1, 森 幹人:1, 平野 敦史:1, 川口 大輔:1, 安田 秀喜:2
1:帝京大学ちば総合医療センター外科, 2:帝京平成大学地域医療学部

【はじめに】cT4もしくはcN3(側方リンパ節)の高度進行直腸癌に対する集学的治療としての術前分子標的薬併用化学療法(NAC)成績を検討。【対象、方法】2008年10月からNAC施行した21例。mOPTIMOX1+b-mab16例(Bev群)、c-mab5例(Cet群)。【結果】中央観察期間はBev群:Cet群で1723日:856日。肛門温存率はBev群:Cet群で75.0%:60.0%。Grade3/4有害事象はBev群:Cet群で12.5%:0%。pRM(-)はBev群:Cet群で68.7%:40.0%。組織学的治療効果はgradeX/1a/1b/2/3がBev群で1/7/4/2/2、Cet群で0/3/0/2/0。pRM(+)症例は全例組織学的治療効果がgrade1a/1b。down stagingは両群ともN stageに有効。pRM(+)症例は放射線か分子標的薬併用化学療法を追加し、局所無再発率はBev群:Cet群で87.5%:80.0%。【結語】高度進行直腸癌に対するNACはリンパ節転移に対し有用。主病巣の縮小は認めるがpRM(+)の可能性あり。pRM(+)の場合は術後放射線療法を組み合わせる集学的治療で局所制御を図れる。
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