演題

OP-086-2

術前温熱化学放射線療法と術後XELOXによる直腸癌集学的治療戦略

[演者] 堤 荘一:1
[著者] 藤井 孝明:1, 森田 廣樹:1, 須藤 利永:1, 高田 考大:1, 龍城 宏典:1, 大曽根 勝也:1, 高橋 遼:1, 矢島 玲奈:1, 浅尾 高行:2, 桑野 博行:1
1:群馬大学病態総合外科, 2:群馬大学がん治療臨床開発学

「はじめに」直腸癌に対して、術前温熱化学放射線治療(HCRT)に取り組んできた。現在まで、高い肛門温存率と局所制御率を得られている。治療成績をまとめたので報告する。「対象」2004年から現在までにHCRTを行った138例を対象とした。「方法」5-FUとl-LVの点滴静注を照射に合わせて行い、温熱療法を週1回併用し、総線量50Gyでを行った。現在ではカぺシタビンを投与している。HCRT前後での画像評価、内視鏡下生検結果の評価を行い、切除標本を用いて病理的評価を行った。術後はXELOX療法を半年間行った。「結果」手術では、肛門温存率:80.0%、pCR率:22.5%であった。術後10症例(7.2%)に局所再発、27症例(19.6%)に遠隔転移を認めた。「結語」HCRT症例では組織学的完全奏効の割合が高く、状況に応じて手術を必要としない症例も存在すると考えられる。
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