演題

OP-085-8

Conversionを目指した切除不能進行・再発大腸癌に対する治療戦略

[演者] 森野 甲子郎:1
[著者] 村上 隆英:1, 赤神 正敏:1, 池田 房夫:1, 沖野 孝:1, 井田 健:1
1:公立甲賀病院外科

現在、切除不能進行再発大腸癌に対するConversion therapyという概念が一般的となってきたが、その治療戦略に関しては施設間でばらつきがある。そこで当院では2013年8月よりKRAS野生型切除不能大腸癌に対し、全例に根治手術を目的として0(zero) lineと称しmFOLFOX6+C-mab療法を8週間限定で行っている。根治手術可能とならなければ通常の緩和的1次化学療法へ移行する方針を取っている。現在、0 lineを行ったのは6例あり、切除不能因子としては肝肺、副腎、胸腺等への転移が認められた。その後に根治手術を行ったのは2例でありconversion rateは33%であった。根治手術を行わなかった4例のうち、3例では著明な腫瘍縮小を認め、更にこのうちの2例は切除可能と診断したが耐術能が原因で断念している。結果として、PRは5例(83%)であった。今回の結果から、0 line治療戦略は概ね妥当と考えられる。今後も更に症例を重ね詳細な検討を行いたい。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版