演題

OP-085-4

StageIV大腸癌における緩和的原発巣切除手術の意義

[演者] 深澤 貴子:1
[著者] 宇野 彰晋:1, 鈴木 昌八:1, 北嶋 諒:1, 川田 三四郎:1, 廣津 周:1, 眞野 勇記:1, 飯野 一郎太:1, 福本 和彦:1, 神藤 修:1, 稲葉 圭介:1, 松本 圭五:1, 落合 秀人:1, 北村 宏:1
1:磐田市立総合病院外科・消化器外科

【目的】当院で経験したStageIV大腸癌対する緩和的外科治療について検討【方法】対象は2006年1月から2013年4月までに当院でStageIV大腸癌と診断された185例.症状を改善するために行った外科的介入を緩和手術(Palliative Surgery: PS,n=41)と定義し,症状のない原発巣切除のnPS群(n=98),化学療法のみ行ったCT群(n=16),Best supportive careのみのBSC群(n=30)と比較検討.【結果】原発巣切除は129例(69.7%)に施行され,うち24.0%が症状緩和を目的とした原発巣切除.MSTはBSC群1.0ヶ月,CT群8.8ヶ月,PS群11.4ヶ月,nPS群20.3ヶ月.PS群の65.9%(27例)で化学療法を施行.症状緩和後の化学療法の有無によりMST 14.7ヶ月v.s.3.9ヶ月(p<0.0001)と優位な差が認められた.【考察】遠隔転移を有する高度進行大腸癌症例では緩和手術後に化学療法を行えた症例で予後良好であった.Palliative surgeryの術式検討時に術後の化学療法施行の可能性についても考慮する必要があると思われた.
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