演題

OP-085-1

炎症性腸疾患関連大腸癌症例の治療成績

[演者] 水島 恒和:1
[著者] 飯島 英樹:2, 新崎 信一郎:2, 中島 清一:1, 西村 潤一:1, 竹政 伊知朗:1, 畑 泰司:1, 工藤 敏啓:3, 植村 守:1, 坂井 大介:3, 佐藤 太郎:3, 山本 浩文:1, 土岐 祐一郎:1, 森 正樹:1
1:大阪大学消化器外科, 2:大阪大学消化器内科, 3:大阪大学消化器癌先進化学療法開発学

【背景】IBD関連大腸癌に対して,手術術式,薬物療法のレジメン選択などをどのように実施すべきかについての検討は少ない。IBD関連大腸癌に対する治療成績について検討を行った。【対象と方法】潰瘍性大腸炎(UC)関連癌16例,クローン病(CD)関連癌9例を対象とし,臨床病理学的所見,外科治療,薬物療法,予後について検討した。【結果】UC関連癌は結腸癌5例,直腸癌11例,CD関連癌は結腸癌2例,直腸肛門管癌4例,痔瘻癌3例,瘻孔癌1例(異時性重複癌1例,同時性重複癌1例を含む)であった。治癒切除可能であった症例はUC 13例(81.3%),CD 7例(77.8%)であった。診断時遠隔転移陽性症例,再発症例10例(UC 5例,CD 5例)に対する集学的治療として手術が4例,化学療法が8例,放射線治療が4例,重粒子線治療が1例に実施されていた。【結語】IBD関連大腸癌に対する集学的治療に際しては,通常の大腸癌とは異なり原疾患に留意する必要があると考えられた。
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