演題

OP-084-7

75歳以上高齢者大腸癌術後補助化学療法に関する検討

[演者] 家田 淳司:1
[著者] 堀田 司:1, 瀧藤 克也:1, 横山 省三:1, 松田 健司:1, 渡邉 高士:1, 三谷 泰之:1, 水本 有紀:1, 津村 亜矢子:1, 山上 裕機:1
1:和歌山県立医科大学第二外科

<緒言>当科における75歳以上高齢者stage III大腸癌患者手術症例について検討を行った。<対象と方法>75歳以上stage III大腸癌121例を対象とした。術後補助化学療法施行群と未施行群に分け、臨床病理学的因子、合併症の有無との関連について検討を行った。<結果>術後補助化学療法を施行していたのは38例(31.4%)であった。いずれの臨床病理学的因子も補助化学療法施行の有無と有意な関連は認めなかった。合併症として高血圧、糖尿病、心疾患、慢性呼吸疾患は補助化学療法とは有意な関連は認めなかったが、脳血管疾患の既往のある患者では補助化学療法が少なかった(p=0.03)。リンパ節転移個数4個以上(p=0.032)と術後補助化学療法未施行(p=0.02)が生存に関する独立した予後不良因子であった。<結語>75歳以上高齢者でも術後補助化学療法施行群は未施行群と比較して長期の生存を認めた。
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