演題

OP-084-3

当院における高齢者大腸癌患者の術後合併症の危険因子の検討

[演者] 澤崎 翔:1
[著者] 玉川 洋:1, 神尾 一樹:1, 大島 貴:2, 湯川 寛夫:2, 利野 靖:2, 益田 宗孝:2
1:上白根病院外科, 2:横浜市立大学外科治療学

【目的】当院における高齢者の大腸癌術後合併症の危険因子を明らかにする.【対象と方法】当院で施行した75歳以上の大腸癌手術症例のうち,原発巣の切除を行った82例を対象とした.各臨床病理学的因子が術後合併症発症に関与する影響をretrospectiveに検討した.合併症はClavien-Dindo 分類を用いて評価した.【結果】GradeⅡ以上の合併症を認めたのは23例(27.7%)であった(Ⅱ:10,Ⅲa:3,Ⅲ b:5,Ⅳa:2,Ⅴ:3).多変量解析でGradeⅡ以上の合併症発症の危険因子は男性(HR6.501,p=0.012)およびCharlson Index≧2(HR3.901,p=0.030)であり,合併症はそれぞれ肺炎が多くみられた.【結語】高齢者大腸癌術後合併症の危険因子は男性およびCharlson Index≧2であり,肺炎の発症に留意することが重要と考えられた.
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