演題

OP-084-2

80歳以上において,低BMIは根治切除施行大腸癌の予後因子である

[演者] 安達 智洋:1
[著者] 檜井 孝夫:1, 岡島 正純:1, 大段 秀樹:1, 山本 聖一郎:2, 長谷川 博俊:3, 堀江 久永:4, 村田 幸平:5, 山口 茂樹:6, 杉原 健一:7, 渡邊 昌彦:8
1:広島大学消化器・移植外科, 2:平塚市民病院外科, 3:慶應義塾大学外科, 4:自治医科大学消化器外科, 5:市立吹田市民病院外科, 6:埼玉医科大学国際医療センター消化器外科, 7:東京医科歯科大学腫瘍外科, 8:北里大学外科

目的: 80歳以上の根治切除術を施行した大腸癌患者から予後因子を解析し、その中でBMIの影響を明らかにする。方法:腹腔鏡下大腸癌手術研究会41施設において、2003年~2007年の間に根治切除術を施行したStage0-3の80歳以上の患者1613人を後ろ向きに解析。結果:年齢中央値は、83歳、男性:女性=755:828、部位は、結腸:直腸=1327:256、Stageは、0-1:2-3=432:1151、BMIは、低(<18.5kg/m2):標準(18.5-25 kg/m2):高(>25 kg/m2) =317:1014:252だった。Propensityスコアを用いて、BMI以外の背景因子を揃えた解析において、低BMIは、overall survival (HR:1.62 95% CI: 1.26-2.05; P=0.0004) とcancer specific survival(HR:2.00 95% CI: 1.39-2.87; P=0.0038)いずれにおいても予後因子だった。結論:80歳以上の根治切除術を施行した大腸癌患者において、低BMIは有意に独立した予後因子であった。BMIは、高齢者において考慮すべき予後因子である。
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