演題

OP-083-8

80歳以上の高齢者大腸癌症例における腹腔鏡下手術の有用性とPOSSUM,E-PASSのスコアリングを用いた周術期成績の比較検討

[演者] 福田 臨太郎:1
[著者] 宮倉 安幸:1, 桑原 明菜:1, 長谷川 芙美:1, 田中 宏幸:1, 辻仲 眞康:1, 清崎 浩一:1, 野田 弘志:1, 高田 理:1, 鈴木 浩一:1, 齊藤 正昭:1, 谷山 裕亮:1, 井本 博文:1, 渡部 文昭:1, 力山 敏樹:1
1:自治医科大学さいたま医療センター外科

80歳以上の大腸癌症例において腹腔鏡手術の有用性と周術期スコアリングを用いた周術期成績を検討。2010年4月から4年間に施行した80歳以上の大腸癌手術78症例を対象。POSSUM,E-PASSを用い腹腔鏡(L群)と開腹(O群)の比較を含めた周術期成績を検討。両群間では臨床像で有意差なし。手術時間は有意差なく、出血量は有意にL群で低値。(p<0.001)術後合併症頻度はL群12.5%、O群30%とL群で少ない傾向。術後在院期間は有意差なし。POSSUM・E-PASSを用いた検討では、両群間で有意にO群で高値を示した。(p<0.05)合併症の有無において前者は有意差は認めず後者はL群・O群で有意差ないが全症例において有意に高値。(P=0.028)高齢者大腸癌症例に対する腹腔鏡下手術は開腹手術と同等であり、出血量の減少や合併症頻度の低下に寄与。リスク評価としてE-PASSは有用であったが術式との関連性は認めず。効果的なリスク評価を用いて治療選択に関わるスコアリングが期待。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版