演題

OP-083-6

75歳以上高齢者大腸癌に対する高齢者脆弱性調査(VES13)、prognostic nutritional index(PNI)を用いた術前リスク評価

[演者] 甲田 貴丸:1
[著者] 船橋 公彦:1, 小池 淳一:1, 栗原 聰元:1, 塩川 洋之:1, 牛込 光則:1, 金子 奉暁:1, 新井 賢一郎:1, 島田 英昭:1, 金子 弘真:1
1:東邦大学医療センター大森病院一般・消化器外科

【目的】高齢者大腸癌に対する適切なリスク評価は安全な治療を行うため重要である。【方法】2012年9月から2014年4月までに当科で手術を施行した75歳以上の大腸癌患者27例について前向きに検討を行った。高齢者脆弱性調査(VES13)を用いて手術前に集計、合計スコア3以上を脆弱と判定した。また、術前採血結果から算出したprognostic nutritional index(PNI)を40以上、40以下の2群に分類し、それぞれ術後在院日数や周術期合併症、術後せん妄の有無について検討した。【結果】年齢75~92歳(中央値79歳)、男性15例、女性12例であった。27例中24例に併存症を有していた。術後在院日数は9~51日(中央値15日)で、術後合併症は9例、術後せん妄は4例に認められた。VES13で14例が脆弱と分類され、PNI40以下は8例であった。脆弱と術後在院日数(p=0.016)、合併症(p=0.003) 、せん妄(p=0.028)で有意差を認めた。PNIと全ての項目に有意差を認めなかった。
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