演題

OP-083-5

高齢者に対する腹腔鏡下大腸切除術の短期成績

[演者] 風間 慶祐:1
[著者] 沼田 正勝:1, 加藤 綾:1, 高田 賢:1, 神 康之:1, 蓮尾 公篤:1, 湯川 寛夫:2, 利野 靖:2, 益田 宗孝:2
1:秦野赤十字病院, 2:横浜市立大学外科治療学

【目的】75歳以上(E群)に対する腹腔鏡下大腸切除術(LAC)の短期成績を75歳未満(NE群)と比較し,LACにおける合併症の危険因子を検索.【方法】対象は2003年1月~2014年1月に当院でLACを施行した大腸癌103例(NE/E=75/28).検討項目は性別,BMI,Alb,CRP,Stage,腫瘍径,局在,手術時間,出血量,郭清度.併存疾患はCharlson index(CI)を用いた.合併症はClavien-Dindo Grade2以上を合併症ありとした.【結果】患者背景ではE群でAlbが低値であったがその他の項目では有意差を認めなかった.短期成績では手術時間,出血量は同等.術後合併症はE群で有意に高かった(10.6% v.s. 39.2% p=0.001).合併症に対する単変量解析では75歳以上, Alb<3.5, CI ≥2で有意差を認めこれらの多変量解析では75歳以上(HR4.292 p=0.010)のみが選択された.【結語】75歳以上の高齢はLACにおける合併症危険因子である.さらなる症例の蓄積を行い,E群のみで危険因子の検索を行う必要があると考えられる.
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