演題

OP-083-4

高齢者結腸癌に対する腹腔鏡の治療成績の検討

[演者] 関澤 健太郎:1
[著者] 石部 敦士:1, 鈴木 紳祐:1, 諏訪 雄亮:1, 諏訪 宏和:2, 樅山 将士:1, 渡邊 純:3, 小坂 隆司:1, 渡辺 一輝:4, 大田 貢由:2, 秋山 浩利:1, 市川 靖史:5, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 2:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 3:横須賀共済病院, 4:NTT東日本関東病院外科, 5:横浜市立大学臨床腫瘍科学

【背景】大腸癌における腹腔鏡下手術の安全性および長期成績は報告されているが,高齢者における治療成績は明らかではない.【目的】腹腔鏡下手術において75歳以上の後期高齢者結腸癌の短期,長期成績を検討する.【対象と方法】2004年から2013年まで,大腸癌手術のうちStageⅣを除く結腸癌(S状結腸まで)の腹腔鏡下手術を行った852例を対象とした.75歳以上の後期高齢者237例(高齢者群)と75歳以下の615例(対照群)に分けて短期,長期成績を比較検討した.【結果】性別,平均年齢,占拠部位,pStageは,高齢者群と対照群で差を認めなかった.平均手術時間,平均出血量,術後合併症,術後在院期間は差を認めなかったが,譫妄と腸閉塞は高齢者群で多い傾向にあった.3年無再発生存率は有意差を認める一方で,pStageII,pStageIIIでは差を認めなかった.5年生存率は高齢者群92.8%:対象群95.0%(p=0.027),死因は高齢者群において脳・心血管疾患による死亡例が多かった.
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