演題

OP-082-6

骨盤血管解剖を再考する:MDCTを用いた閉鎖動脈の分岐形態の検討

[演者] 藏田 能裕:1
[著者] 当間 雄之:1, 河野 世章:1, 大平 学:1, 郡司 久:1, 青柳 智義:1, 成島 一夫:1, 太田 拓実:1, 花岡 俊晴:1, 石井 清香:1, 磯崎 哲朗:1, 松原 久裕:1
1:千葉大学先端応用外科

【目的】MDCT画像を用いて閉鎖動脈の分岐形態を評価し臨床的意義を考察する。【対象と方法】2014年4月から5月に施行されたMDCT画像をretrospectiveに検討した。対象は31例。男20・女11、52−89(中央値71)歳。閉鎖動脈の分岐部位・走行を観察し形態分類を試みた。【結果】①左側:26例(84%)が内腸骨動脈系から分岐(IIA型)し、8例(26%)が外腸骨動脈系から分岐(EIA型)した。②右側:IIA型31例(100%)、EIA型1例(3%)。③IIA・EIA双方から分枝し合流するタイプは左側3例(10%)、右側1例(3%)であった。【考察】閉鎖動脈はIIA型が一般的だがEIA型も一定の頻度で存在していた。側方リンパ節郭清、ヘルニア手術や骨盤動脈塞栓術において重要なため、その分岐変異を臨床医は熟知する必要がある。【結語】MDCTによる血管解剖の検討は外科診療に有益な情報を提供する。
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