演題

OP-082-3

局所進行直腸癌に対するFDG-PET/MRIを用いたリンパ節転移・再発診断の可能性

[演者] 高和 正:1
[著者] 赤須 孝之:2, 村上 祐子:1, 中島 隆宏:1, 矢澤 貴:1, 藤田 正太郎:1, 隈元 謙介:1, 中村 泉:1, 大木 進司:1, 大竹 徹:1, 竹之下 誠一:1
1:福島県立医科大学器官制御外科, 2:宮内庁病院

【背景】本邦で初導入されたPET/MRIにより直腸癌リンパ節転移や局所再発診断の精度が向上するか検討した。【方法】局所進行直腸癌のリンパ節転移診断、術後再発診断などの骨盤内病変の描出能、検出能について従来のCT、MRIとPET/MRIとで比較検討した。【結果】局所進行直腸癌2例と進行直腸癌再発症例2例の計4例を対象に検討した。原発性直腸癌の側方リンパ節転移において,PET/MRIにて1例が従来のCT、MRIで指摘困難であった。直腸癌再発症例では2例とも側方再発の検出に優れていた。1例は従来の画像診断では指摘困難な側方郭清後,放射線治療後の再発症例であった。リンパ節転移の描出能や再発腫瘍の描出能/検出能をあわせてLesion conspicuity(腫瘍病変の明瞭さ)として比較すると、PET/MRIでは全例 Lesion conspicuityが向上していた。【結語】FDG-PETとMRIを組み合わせたPET/MRIによって術前診断や局所再発の評価に有用である可能性が示唆された。
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