演題

OP-082-1

術前画像による側方リンパ節転移の予測は有用である

[演者] 沼田 幸司:1
[著者] 塩澤 学:1, 浅利 昌大:1, 村川 正明:1, 片山 雄介:1, 山奥 公一朗:1, 青山 徹:1, 金澤 周:1, 樋口 晃生:1, 森永 聡一郎:1, 利野 靖:2, 益田 宗孝:2, 赤池 信:1
1:神奈川県立がんセンター消化器外科, 2:横浜市立大学外科治療学

【目的】下部直腸癌における術前画像による側方リンパ節転移診断について検討する.【対象と方法】当院で2007年11月以降に下部直腸癌に側方郭清を施行した症例のうち,術前に造影CTまたはMRIを施行した80例を対象.術前画像より最大と考えられる側方リンパ節の短径・長径を測定し,ROC曲線を用いてcut-off値を求め,リンパ節転移の感度, 特異度,陽性的中率,精度を求めた.【結果】側方リンパ節転移は21例(26.3%)に認めた. ROC曲線より短径5.5mm,長径7.6mmがcut-off値に設定された.この値から術前画像によるリンパ節転移の診断力を求めると,短径で感度/特異度/陽性的中率/精度が0.95/ 0.90/ 0.77/ 0.91であり,長径では0.95/ 0.93/ 0.83/ 0.94であり,いずれにおいてもかなり高い診断力が示された.【結語】術前画像による側方リンパ転移の有無についての診断力は高く,側方郭清の適応を考えるうえで1つの指標となる可能が示唆された.
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